
Service 01
DX支援と聞いて多くの企業が思い浮かべるのは、全社的な構想やロードマップの絵姿です。しかし現場でよく起きるのは、生成AIの活用領域を30個並べた分厚い提案書ができた時点で検討が止まり、構想先行のDXコンサルにありがちな「絵は立派だが誰も動かさない」状態に陥ることです。DXコンサルに何を期待すべきかが曖昧なまま進むと、PoC予算の獲得どころか、経営会議を通す材料すら揃いません。必要なのは構想の網羅性ではなく、経営課題から降ろした1つの業務が、実際に現場で動いた実績です。DX支援の入口を間違えると、この最初の1件にたどり着く前に検討が止まってしまいます。
ARCHECOのDX支援は、生成AIを起点に、経営課題の棚卸しとAI適用領域の特定から始めます。ここまでは一般的なDXコンサルと同じです。違うのは、そこから先を「やることを選ぶ」ためではなく「やらないことを決める」ために使う点です。優先度をつけて対象を1つに絞り、ROI試算・技術選定・ガバナンス要件・推進体制までを、その1業務が現場で実際に動くところまで一気通貫で設計します。全社に一度に広げる構想先行の進め方ではなく、痛みのある業務を1つ選び、その場で試し、現場が使った実績を作ってから横に広げる順序を徹底します。
提供するのは、分厚い構想資料ではなく、PoC予算の獲得から本番実装までの意思決定を支える、生成AIを起点とした全社DX戦略の基盤です。支援の現場で見えているのは、構想を30個並べるより動く1個が現場の空気を変えるという事実で、まず予算が取れる単位として3つのフェーズに区切って進めます。半日かかっていた作業が1時間になる体験を最初に作ると、それが社内に伝染し横展開が進みます。さらに、同じ支出でも通る科目名を変えるだけで稟議の通過経路が変わることまで踏まえて、体制設計に落とし込みます。DX支援の成果は、資料の厚みではなくこの3フェーズが実際に回り始めたかどうかで判断します。

01
STEP 01
経営が困っていることを業務単位まで分解し、生成AIコンサルティングとして優先度付きで適用領域を絞り込みます。既存システムとの整合性や組織のAIリテラシーも、この段階で評価します。
Method
経営課題ヒアリング
業務プロセスマッピング
AI適用可能性アセスメント
既存システム調査
Output
AI適用領域マップ
優先度評価マトリクス
絞り込んだ領域ごとに、削減時間・実装難度・投資額を数字で比較します。感覚ではなく試算根拠を残すことで、次のフェーズに進めるかどうかをそのつど判定できるようにします。
Method
コスト・ベネフィット分析
技術フィジビリティ調査
リスク評価フレームワーク
Output
ROI試算レポート
フィジビリティ分析書
全部を一度にやろうとせず、予算が取れる単位でフェーズを区切ります。マイルストーン・必要リソース・KPIを設計し、社内決裁に耐えうるAI導入ロードマップとして取りまとめます。
Method
ステージゲート設計
KPI設計
ベンダー選定基準策定
Output
AI導入ロードマップ
予算・体制計画書
KPI定義書
推進者の異動で止まらないよう、役割を人ではなく仕組みに置きます。AI利用ポリシーの骨子と推進体制を設計し、必要であればそのまま実装フェーズに移行できる形にします。
Method
ガバナンスフレームワーク設計
推進体制モデリング
リスク管理方針策定
Output
AIガバナンス方針書
推進体制設計書
PROOF
戦略の巧拙より、最初の1つが現場で動いたかどうかが次の予算を決めます。支援の現場で見てきたことを並べます。
CASE STUDIES
ABOUT DX CONSULTING
DXコンサルティングとは何をする仕事か、業務内容、費用が何で決まるか、選び方、そして依頼しても解決しないことまでを整理しました。生成AIがDXの起点になった現在の状況を踏まえて書いています。
DXコンサルティングは、企業のデジタル変革を外部から支援する仕事です。ただし「デジタル変革」の中身が10年で変わったので、まず現在地から確認します。
DXはツールの導入ではなく、デジタルを前提に業務や事業の形を変えることです。紙の帳票をPDFにするのはデジタル化、帳票の承認プロセス自体を無くすのがDXです。この区別が曖昧なままコンサルを呼ぶと、ツール導入の代行に高い費用を払うことになります。
ITコンサルはシステムの側(選定・導入・刷新)から、DXコンサルは事業と業務の側から入ります。システム開発会社は決まった要件を作るのが仕事です。自社に足りないのが「何を変えるかの判断」なのか「作る手」なのかで、呼ぶべき相手が変わります。判断が済んでいるなら、コンサルを挟まず開発会社に直接頼むほうが安くて速いこともあります。
検索上位の解説にこの視点はまだありませんが、実務は既に変わっています。従来のDXは基幹システムの刷新など大きな投資から始まり、効果が出るまで年単位でした。生成AIは、既存システムを変えずに業務の中身へ直接効くため、小さく始めて数週間で効果が見える。この「入口の軽さ」が、止まっていた企業のDXを再起動させています。いまDXを始めるなら、生成AIで業務を変えるところから入り、その過程で見つかった構造問題を本丸のDXとして扱う順序が、最も速くて安全です。
会社によって提供範囲が大きく違います。何が含まれ、何が含まれないかを契約前に確かめるためのリストとして使ってください。
業務の流れ・システム・データの現状を可視化し、どこが変革の対象かを特定します。ここでの成果物は「課題の一覧」ではなく「取り組む順序」です。課題を全部並べただけの報告書は、翌月には誰も開きません。
何のためのDXかを定めます。実務で効くのは、美しいビジョン文書より「やらないことのリスト」です。DXは対象候補が無限にあるので、絞る判断こそが戦略です。全部やる計画は、何もやらない計画と同じ結果になります。
変革のアイデアを、検証可能な単位に落として小さく試します。ここで重要なのは、PoCの前に本番化の判断基準を決めておくことです。基準の無いPoCは「動いた。で?」で終わり、PoCだけが積み上がる状態(PoC貧乏)に陥ります。
検証で効いた施策を全社に広げ、業務として定着させます。コンサルの提供範囲がここまで含むかは会社によって分かれる最大のポイントです。戦略策定までの契約なのに実行支援を期待していた、というズレが、DXコンサルの不満で最も多い形です。
推進体制の設計、デジタル人材の育成、評価制度との整合まで踏み込むかどうか。DXが止まる原因の多くは技術ではなく組織側(兼務で進まない、評価されないので誰もやらない)にあるため、ここに踏み込まない支援は、止まった原因に触れないまま終わることがあります。
公開されている相場は「月数十万〜数億」と幅が広すぎて役に立ちません。金額を動かす変数で見ます。
関与の深さ(助言だけか、実行まで入るか)、期間、投入される人数と単価で決まります。比較のコツは、総額ではなく「誰が・週何日・何をしてくれるか」を並べることです。同じ月額でも、パートナー1人の助言と、実働チームの常駐では中身がまったく違います。
大手コンサルの料金体系は大企業の予算を前提にしており、従業員100名以下の企業では投資が回収しにくいという指摘があります。これは半分正しく、半分は選び方の問題です。戦略文書に払うと回収できませんが、生成AIによる業務改善のような「効果がすぐ数字に出る領域」から入り、小さな回収を先に作る形なら、規模が小さくても成立します。
削ってよいのは報告書の厚さと定例の頻度です。削ってはいけないのは、現場に入って業務を見る工程と、自社側の人間が並走する時間です。前者を削ると机上の提案になり、後者を削ると契約終了と同時に全部止まります。
会社の知名度で選ぶと失敗します。見るべき軸を4つに絞ります。
DXコンサルの得意領域は、基幹システムの刷新に強いタイプと、業務改善やプロダクト開発に強いタイプに大別できます。自社の課題がどちらかを先に決めないと、比較のしようがありません。生成AI起点で業務を変えたいのに、基幹刷新が本業の会社を呼ぶと、話が大きくなるだけで進みません。
実績は社名の並びではなく、「自社と近い規模・近い課題で、何がどう変わったか」まで書かれているかを見ます。有名企業のロゴが並んでいても、その中身が研修1回かもしれません。商談で「この実績の詳細を聞かせてください」と指させるかどうかが、実績ページの価値です。
契約の終わりが「提言の納品」なのか「変化が定着すること」なのか。提言型が悪いわけではなく、判断材料だけ欲しい場合は正しい選択です。ただし実行まで期待して提言型と契約するのが、最も高くつく組み合わせです。契約書の成果物の欄で確かめられます。
検索上位でこの論点を書いているのは1本だけでしたが、実務では最重要です。コンサルが抜けた後にPDCAを回す人材が社内に育っているか。契約の設計段階で「終了時に自社の誰が何を引き取るか」を決めている会社を選んでください。依存が続く関係は、受注側にとって都合が良いだけです。
メリットの列挙はどの記事にもあります。ここでは「解決しないこと」まで含めて書きます。
他社の成功と失敗を知っている人の判断、社内のしがらみから自由な提案、そして専任の推進力。この3つが本体です。逆に言えば、この3つが要らない状態(課題も打ち手も明確で、手を動かす人だけ足りない)なら、コンサルではなく開発会社や人材の調達が正解です。
経営層がDXを他人事にしている状態、変革に人を割かない人事、失敗を許容しない評価制度。これらはコンサルが提言はできても、決めるのは発注側です。外部を入れれば変わる、という期待で始まったDXは、外部が抜けると元に戻ります。コンサルの導入と同時に、社内の意思決定の何かを1つ変えることをお勧めします。
失敗の型は繰り返し観測されています。事前に知っていれば避けられます。
「DX=何かを導入すること」と定義した瞬間に、この失敗が確定します。導入は手段の調達であって、変革はその後の業務の作り替えです。契約前に「導入後、業務のどこがどう変わる想定か」を聞き、答えがツールの機能説明だけなら、それはDXコンサルではなくツールの販売です。
PoCを繰り返すのに本番化に進まない状態です。原因はPoCの前に本番化の基準と予算を決めていないことで、検証のたびに「面白いが、今期の予算では」で止まります。PoCの企画書に、成功した場合の本番化予算の当てまで書かせるのが対策です。
推進をコンサルに預けきると、進んでいる間は快適ですが、契約終了と同時に止まります。防ぐ方法は単純で、すべての工程に自社側の担当を付け、コンサルの作業を横で見せることです。並走する社員の工数を「コスト」と見なして削るのが、一番高くつく節約です。
NEWS & BLOG
SOLUTIONS
このサービスで使う開発手法・契約モデル・技術方式です。


FAQ
ご相談の前によくいただく質問です。解決しない点はお気軽にお問い合わせください。
01
DXコンサルティングは業務全体のデジタル化や組織変革まで含む広い範囲を扱いますが、生成AIコンサルティングは生成AIで効果が出る業務を絞り込み、ROI試算からガバナンスまでを具体的な適用領域単位で設計する点が異なります。全社構想から入ると検討が止まりやすいため、ARCHECOは経営課題から1業務に絞り込むところから始めます。
02
対象とする経営課題の範囲や、ロードマップにどこまでの体制設計を含めるかによって変わるため、定額では提示していません。まずは無料のAI活用診断で、最初に着手すべき1業務を根拠つきでお出しし、そのうえで概算をお伝えします。
03
部門からです。全社に一度に広げると、効果が測れないまま予算だけが消えます。痛みのある業務を1つ選んでその場で試し、現場が使った実績を作ってから横に広げるほうが、次の予算が取りやすくなります。
04
なりません。ロードマップと同時に、誰が進め何を守るかの体制まで設計します。推進者の異動で止まらないよう役割を人ではなく仕組みに置き、必要であれば実装まで同じ体制で引き受けます。
Plans
受託開発(1年以内のカスタム開発)、代理出産型プロフィットシェア(ARCHECOが事業運営を主導、無償保証・サービス譲渡確約付き、2〜3年計画)、ジョイントベンチャー(双方が資本出資し事業体を共同設立、2〜3年計画)、スウェットエクイティ(労働力を株式として投下)。事業フェーズとリスク許容度に合わせて、最適な契約形態を設計します。どの契約を選んでも、事業を当てることへのこだわりは変わりません。
Plan 01
ARCHECOのソリューションライブラリと自律型AI開発エージェントを活用し、1年以内でカスタムシステムを構築・納品します。AI戦略策定からAgentic RAG構築、業務特化型プライベートSaaS開発、UX/UIデザインまで、事業に必要な全工程を一気通貫で実行します。

Plan 02
ARCHECOが事業の企画・開発・運営を主導し、2〜3年計画で事業を立ち上げます。無償保証、サービス譲渡確約、採用代行を含むリスク軽減策をセットで提示。事業が黒字化して初めてARCHECOの収益が発生するプロフィットシェア構造により、全員が事業の成功だけに集中します。

Plan 03
クライアント様とARCHECOが資本を出し合い、新たな事業体を共同設立します。双方からの人材出向・採用により、独立した組織として事業を推進。既存事業のルールや予算制度に縛られない「出島」として機能し、スタートアップと同等のスピードと柔軟性で意思決定を行います。

いまの業務のどこにAIが効くかを無料で診断します。網羅的な構想ではなく、「最初に着手すべき1業務」を根拠つきでお返しします。
※弊社のリソース状況によってはお受け出来ないことがございます。